eToro、アブダビ首長国連邦からインプリンシパル認可を取得

完全なライセンスにより、eToroはUAEの首都で証券、デリバティブ、暗号ブローカーとして活動できるようになります。

ソーシャルトレーディングプラットフォームのeToroは、アブダビ・グローバル・マーケット（ADGM）の金融サービス規制当局からIn-Principle Approvalを取得しました。その後予定されているフルライセンスの承認により、多国籍ブローカーはアラブ首長国連邦の首都で証券、デリバティブ、暗号通貨ブローカーとして活動できるようになります。

2007年にテルアビブで設立されたeToroは、ADGMライセンスを通じて中東でのプレゼンス拡大を目指す最新の有名ブローカーとなります。ここ数年、ADGMライセンスはAvaTraderやExinityなどに付与されており、リテールブローカーはMENA地域で最大の仮想資産の規制管轄に向かいました。

2018年にADGMが導入されて以来、UAEは盛んなフィンテック・シーンを確立し、MENA地域の強力な金融センターとなりました。現地では、FX/CFD取引は活気に満ちており、他の地域よりも高い純資産を有しています。cPatternのデータによると、2021年のUAEの平均月間預金額は12,685ドル、2021年の平均FTD（First Time Deposit）は2.2295ドルと、他の地域よりも余裕で高いものとなります。

ADGMの市場担当チーフであるArvind Ramamurthyは、eToroのプリンシパル承認について、次のように述べています： 「UAEの首都であるアブダビでの足場固めとプレゼンス確立に向けて、彼らをサポートできることを嬉しく思います。ADGMはMENA地域で最大の仮想資産の規制対象であり、eToroの参加は、仮想資産取引所、グローバル取引所、サービスプロバイダーからなる活気と信頼のエコシステムに加わることになります。」