同社代表者6名が、約3年半にわたり顧客利益を侵害しました。
同社は現在、自主管理下にあります。
オーストラリア証券投資委員会（ASIC）は、オーストラリア連邦裁判所が、Dixon Advisory and Superannuation Services Limited（通称Dixon Advisory）に対し、720万豪ドルの罰金を課したと発表しました。
また、同社は弁護士費用として80万オーストラリアドルを規制当局に支払う必要があります。
今回の罰則は、Dixon Advisory社の代表者6名が、顧客の利益を確保し、最適なファイナンシャル・アドバイザリーを提供するという職務を怠ったことに起因します。これらの代表者は、2015年10月から2019年5月にかけて53回にわたって規制に違反しました。
「ライセンシーは、代表者がクライアントの特定のニーズや状況を考慮していることを確認する必要があります。」とASICの副議長であるSarah Courtは述べています。
「クライアントの状況を反映しないアドバイス、または画一的な結果につながるアドバイスモデルは、最善の利益義務に合致する可能性が低く、クライアントを資本損失のリスクにさらす可能性があります。」
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