XRP ETFの発売は2024年4月に予定されています。これに伴い、BlackrockやGrayscaleの計画が明らかになっています。

2024年4月に、米国の資産管理会社がRipple（XRP）ETFの申請をSECに提出する予定であり、年末までには実施される可能性が高いと予想されています。

ハイライト

• 2024年4月、米国の資産管理会社がSECにXRP ETFの申請を提出する見込みで、年内に実施される可能性があります。
• 著名な仮想通貨インフルエンサーであるベン・ビットボーイ・アームストロング氏は、ブラックロックがXRP ETFのキャンペーンを主導すると示唆しています。
• 米国地方裁判所の判決に続き、XRPは「証券ではない」と判断されたため、GrayscaleはGDLCファンドでXRPを再度取り入れ、XRP ETFの可能性についてのさらなる憶測を引き起こしています。

Ripple（XRP）の上場投資信託（ETF）の導入が近づいており、仮想通貨市場内で興奮を引き起こしています。最近の報告によれば、ブラックロック（BLK：NYSE）やGrayscaleなどの企業が、XRP ETFの推進を主導すると予想され、申請は2024年4月までに提出されると予想されています。

インフルエンサーのベン“ビットボーイ”アームストロング氏がXRP ETF戦略を明らかに

内部の情報筋によると、仮想通貨インフルエンサーであるベン・アームストロング氏（通称Crypto BitBoy）は、2024年4月にXRP ETFの申請が提出される可能性があり、それがSEC対Ripple訴訟の予想される結末と一致するかもしれないと、1月6日のYouTubeビデオで示唆しました。

最近のスポットビットコインETFへの関心の高まりに続き、Ripple支持の仮想通貨コミュニティのメンバーはXRP ETFの可能性に強い興味を示しています。

支持者たちは、昨年の裁判所の判決により、XRPが証券でないことが法的に明確になったことから、XRPも同様のスポットETFに値すると主張しています。アームストロング氏は、この法的な明確性がETFの実施可能性を高めるとコミュニティの意見と一致しており、ブラックロックがXRP ETFの立ち上げを主導する可能性を強調しています。

ブラックロックは、資産総額8.5兆ドル以上という世界最大の資産運用会社であり、ビットボーイ氏が示唆したとおり、XRP ETFの立ち上げを主導すると予想されています。

GrayscaleがXRPをファンドに再追加

Grayscale Investmentsは、Rippleに対するSECの訴訟の進行中に2年間の中断の後、XRPをDigital Large Cap Fundに再追加しました。この資産運用会社は、約960万ドルをXRPに割り当て、そのGDLCファンドの3785万ドルに対する2.54％を占めています。

XRPをファンドに再追加したことは、その価格に特筆すべき影響を与えていません。このニュースを受けて、XRPの価格は比較的安定しており、その後の48時間で0.55ドルを少し上回っています。

GrayscaleがSECの訴訟に対応して2020年にXRPをファンドから削除した行動を変更し、XRP ETFの可能性についての憶測を引き起こしました。ただし、XRP ETFが実現する可能性は不確かなままです。

仮想通貨価格全般が回復している中で、XRPは一貫した上昇の勢いを維持するのに苦労しています。2023年7月にアナリサ・トレス判事の判決が下された後、大幅な上昇が期待されていたこの仮想通貨は、依然として課題に直面しています。

執筆時点で、CoinMarketCapのデータによれば、XRPは0.558ドルで取引されており、過去24時間で1.26％の上昇を示しています。ただし、週間ベースでは8.59％の減少、過去30日間では12％の大幅な減少を経験しています。