チャートアート。S&P500指数とNZD/JPYのダブルボトムパターン

NZD/JPY 4時間足為替チャート

NZD/JPYはすでにダブルボトムのネックラインを上抜けしています。

これは、このペアが下降トレンドから反転することを意味し、チャートパターンと同じ高さ、またはおよそ300ピップ上昇する可能性があります。

価格は200SMAのダイナミックな変曲点さえも突破しており、次の87.00ハンドルに向けた動きが明確になりました。

しかし、ロングポジションを持つ前に、テクニカル指標はまだ弱気の雰囲気を反映していることに留意してください。

例えば、100SMAは200SMAを下回っており、売りの勢いがまだ続いていることを示唆しています。移動平均線間のギャップも拡大しており、下降圧力が強まっていることを示しています。

さらに、ストキャスティックスは買われ過ぎのゾーンに達し、買い手が尽きていることを示しています。

下降に転じた場合、売り手が優勢を取り戻し、NZD/JPYが81.00の安値まで下がる可能性があることを意味しています。

S&P500指数 (SPX500): 4時間足

S&P 500インデックス（SPX500）4時間足チャート

S&P500種株価指数に対するこの反転劇は、展開するまでに時間がかかるかもしれません。

この株価指数は、3,800.00のネックラインをもう一度試し、上方にブレイクすることで、ダブルボトム形成を完了しようとしているところです。

もしそうなれば、反転パターンと同規模の上昇を見ることになるかもしれません。

一方、再び抵抗が続くと、S&P500指数は3,600.00のマークかそれ以下まで急落する可能性があります。

上のチャートを見てお気づきだと思いますが、ネックラインは200SMAのダイナミックな変曲点と一致しており、天井としての強さを増しています。

また、100SMAは200SMAを下回っており、最も抵抗の少ない経路が下降線であることを裏付けています。さらに、ストキャスティックスは買われ過ぎの領域に近づいており、強気派には休憩が必要であることを示唆しています。

リスクオンの流れは、米国株のさらなる上昇を促すと思いますか？

それとも、高利回りの資産にもう一段の下落が訪れると思いますか？