チャートアート USD/JPYとハンセン指数(HSI)のダウントレンド・トレード

米ドル/円 4時間足為替チャート

米ドル/円は、10月下旬に152.00で天井を打って以来、弱気派が主導権を握っています。

しかし、12月はドルにとって良い月となり、米ドル/円は134.00付近の安値から跳ね返り、現在は137.00に近い位置で取引されています。

米ドル/円は強気の勢いを維持できるかどうか見てみましょう。

米ドル/円の強気は、米ドル/円が下降トレンドを開始してからずっと続いているトレンドラインのレジスタンスに試されようとしています。それだけでなく、強い下降トレンドを示唆するのに十分な距離のある100と200SMAは、米ドル/円の現在の価格のすぐ上に位置しています。

トレンドラインでの拒否は、米ドル/円は12月の安値まで下落する可能性があります。年内に月間安値を更新する可能性もあります。

しかし、米ドルを日本円に対して購入するのであれば、米ドル/円がトレンドラインと100 SMAのレジスタンスゾーンをクリアした時点で購入することをお勧めします。

ハンセン指数（HSI）日足

ハンセン指数(HSI)日足チャート

株価指数先物がお好みなら、HSIのFibプレイを見逃す手はないでしょう。

ハンセン指数（HSI）は、20,000の大台のすぐ下で固まりつつあります。この心理的水準は、2022年の主要サポートと、7月から11月の下降トレンドのフィボナッチリトレースメント61.8%と一致しているため、驚くにはあたらない。

HSIはさらに下落するのでしょうか？

テクニカル指標では、ストキャスティクスが買われすぎのゾーンにあり、日足では弱気のダイバージェンスを示しているため、現在、売りが優勢となっています。

一方、HSIの現在の価格は、200 SMAと2021年第1四半期以来破られていないトレンドラインのレジスタンスのすぐ下にあります。

HSIの買い手は、指数が日足で確立されたトレンドラインを上抜くまで待ちたいと思うかもしれません。

しかし、HSIを売りたいのであれば、現在のレベルで取引注文を出すか、弱気の勢いを待ってからポジションを作る/追加することができます。