2025年5月30日のXAUUSDテクニカル分析では、金価格は3,308ドル付近で推移し、主要な移動平均線上での値固めが続いています。売り買いの攻防が続く中、今後の動向に注目が集まっています。主なテクニカル指標は、MA50(黄色)、MA200(赤)、RSI、MACDです。
Source: cTraderプラットフォーム
日足チャートでは、金価格が50日移動平均線(MA50)上にサポートを形成し、長期の200日移動平均線(MA200)はさらに下で推移しており、堅調な上昇トレンドを示唆しています。直近の上昇後は値固めの動きが続き、今後は上抜け継続か押し戻しの動きかに注目が集まります。
MA50は金価格の動的なサポートとなり、下落時にも下支えとなっています。MA200は現在の価格より大幅に下で推移しており、中長期の上昇トレンドを裏付けています。これらの移動平均線より上で価格が維持されている限り、市場の強気ムードが続きますが、さらなる勢いを得るには明確なブレイクアウトが必要です。
RSIは中立圏(50前後)で推移しています。買われ過ぎ・売られ過ぎのいずれでもなく、どちらの方向にも動きやすい状況です。RSIが70を超える場合は買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎを示唆します。
MACDはわずかな弱気クロスが発生しており、MACDラインがシグナルラインを下回っています。しかし、ヒストグラムはゼロ付近にとどまっており、明確な下落圧力は見られません。今は調整局面であり、強気クロスが発生した場合には買い需要が再び高まる可能性があります。
指標 | 2025年5月30日時点の状況 | 示唆内容 |
---|---|---|
MA50(黄色) | 価格がMA50上 | 強気のサポート、上昇基調 |
MA200(赤) | 価格がMA200より大幅に上 | 中長期の強い上昇トレンド |
RSI | 中立圏(50前後) | 上下どちらにも動きやすい |
MACD | 弱気クロス、モメンタム弱い | 調整局面、明確なサイン待ち |
ゴールドが主要移動平均線上で推移しているため、テクニカル面では依然として強気の見方が優勢です。直近高値の3,350ドルを明確に突破し終値をつければ、さらなる上昇トレンドの再開が期待されます。一方、MA50(現在約3,200ドル)を明確に割り込む場合は、調整や下落リスクが高まります。XAUUSDの値動きとボラティリティに注意しつつ、短期的なトレードチャンスを見逃さないようにしましょう。
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※免責事項:本内容は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
XAUUSDテクニカル分析 2025年5月:ゴールドはMA50・MA200上で推移。RSIとMACDのシグナルから今後の金価格を展望。
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