FXスポットストリームは本日(月曜日)、2023年6月の取引指標を発表し、4月に大きく落ち込んだ総取引高が2ヶ月連続で増加したことを報告した。先月、ニュージャージーに拠点を置くFXスポットとスワップのマルチバンク価格ストリーミング・サービスのプロバイダーが記録した総取引高は、前月比9%増の1兆3900億ドルとなり、5月の1兆2800億ドルから増加した。
FXスポットストリーム、3月のピークを上回れず
最新の数字では、FXSpotStreamは1日平均取引高(ADV)が13.5%増加したと報告した。これは1日平均が5月の555億ドルから先月の約630億ドルに増加したためである。
5月初めの総取引高は前月比14%増の1兆2,800億ドルで、1日平均は0.4%増の555億ドルだった。これらの数字は、4月に記録された総取引高とADVのそれぞれ28%と17.2%の減少を引き離している。
しかし、FXSpotStreamの最新の月間総取引高と1日平均取引高は2ヵ月ぶりの高水準となったものの、3月に記録した今年最高のパフォーマンス(総取引高1兆5400億ドル、1日平均取引高668億ドル)を上回ることはできなかった。
FXSpotStreamの取引量は2023年の最初の3ヶ月間に急増し、4月に初めて減少したとFinance Magnatesが報じた。
スポットFX市場、2ヶ月連続で上昇
一方、スポットFX取引高が2ヶ月連続で増加しているのはFXSpotStreamに限ったことではなく、同社の欧州部門は最近、純利益を34%増加させた。Cboe FX Markets、Deutsche Börseの360T、Tokyo Financial ExchangeのClick365の最新データによると、6月は5月に比べて取引日数が少なかったにもかかわらず、機関投資家のFX取引需要が2ヶ月連続で回復した。
総取引高では、Cboe FXが9,654億ドルだったのに対し、360Tは5,372億ドルだった。一方、くりっく365の取引高は2,800万枚で、前月比10.4%増となった。
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